読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

むぎのフランス滞在記☆

フランス在住ヒキニートの日常

MENU

岩手で3年間暮らした私が「地域おこし協力隊」について思うこと


f:id:mugi105:20170524220717j:plain

 

私はフランスへ来る前、地域おこし協力隊みたいな制度で3年間、岩手で働いていました。

フリー(無職)の今、改めて岩手で活動した3年間を振り返り、私の意見をまとめてみたいと思います。

■目次

 

地域おこし協力隊とは

「地域おこし協力隊」とは人口減少や高齢化等の進行が著しい地方において、 地域外の人材を積極的に受け入れ、地域協力活動を行ってもらい、その定住・定着を図ることで、意欲ある都市住民のニーズに応えながら、地域力の維持・強化を図っていくことを目的とした制度です。

出典:総務省のホームページより

 

てか上の説明わかりにくぅ…。↑

 

ざっくり言うと、地域おこし協力隊は

地方に移住して「地域を元気にする活動」に従事し、そして任期後は定住を目指す制度ですね。任期中はお給料をもらえますし、自治体によって住居や車が支給されます。

田舎暮らしに憧れている方にとっては夢のような制度に思えるかもしれませんが、もちろん任期が終われば自分で生活していかなければなりません。

 

隊員としての苦悩

岩手での3年間、サイコーでしたよ!

が!!

悩みが多い3年間でもありました。

 

というのもですね、岩手での自分の活動が本当に地域のためになっているのか分からなかったんです。

私はあるNPOに配属され、私の仕事=配属先のNPOの事業の一つでした。

配属先の事業が地域のためになっていると実感できたら良かったんだけど、残念ながらそうは思えなかったんです。

 

「おかしいな、こういう点を改善すればいいのに…」て思うことがたくさんあったのですが、なかなか意見を聞き入れてもらえなかったことが多かったです。

 

これは私だけでなく、多くの隊員が同じ悩みを抱えていました。

なぜでしょう。

 

「よそ者」に意見を言われるのがいい気がしないしってのもあるし、現状を変えたくないんだと思います。

頭では現状を変えたいって思っていたとしても、今までその団体、自治体でやってきたことを変えるのは手間がかかる。

 

都会に住んでいると信じられないかもしれないけど、地方では地元の権力者の意見が絶対だったり、古臭い男尊女卑の考えがいまだにあるんです。

 

しかし「よそ者」だからこそ出来ることもあります。ですが、地元の方の協力なしではできません。

 

そのためには多少ぶつかることがあると思います。むしろ衝突したからこそ突破口が見つかることがあります。

 

「地域おこし協力隊」を受け入れた以上、受け入れ先は彼らの意見を聞いてあげて欲しい。

「地域をよくしたい」って想いでやってきた彼らの言葉に耳を傾けてあげて欲しいのです。

 

受け入れ地域によって「あたりはずれ」がある?!

これは残念ながら、あると思いますね…。

ハズレ自治体で活動することになったら、たまったもんじゃありませんね。

 

面接時に聞きましょう。

ー地域おこし協力隊にどういう風に活動して欲しいと思っているのか。

ー具体的にどういう活動をするのか。

ー任期後のサポート体制について、など。

 

こっちは人生かけてるんですから!!

 

それから私の意見ですが、新卒者が地域おこし協力隊になるのはあまりオススメしません。

数年でも一般企業での社会経験はしておくといいかなと思います。

 

任期が終わった後、どうするか

毎年、地域おこし協力隊全国サミットが開催されています。

私が去年参加したサミットでは、各自治体に15秒のPRタイムが与えられていました。

そこである中年男性の隊員が言っていたことが印象に残っています。

「地域おこし協力隊の制度は諸刃の剣。多くの若者の未来がかかっています。どうぞ制度の充実を」と訴えていました。

 

任期終了後、受け入れ先の地域で自活していくことは易しいことじゃありません。

3年という長いような短いような期間で、地域で基盤を築き、生計を立てていく…。

起業サポートがありますが、全員が全員、起業出来るわけないですよね。

じゃあ、どうしよう。

 

私が隊員だったころ「出口戦略」と言ったセミナーありましたけど、要は「任期満了が近づいてきました!そろそろ任期終了後のことを考えましょう!!」って感じで、なんかイヤだったな。

 

実際、全国にいる協力隊に会うと、「任期が終わった後の不安」を口にする人はたくさんいました。

 

私は任期終了前に辞めてフランスへ来たけど、もしあのまま続けていたら、どうしていたかな。

 

まとめ

総務省のホームページや移住セミナーでは「成功例」しか語られませんが、「失敗例」があるのも事実。

それから田舎暮らしはメリットばかりでなく、もちろんデメリットもあります。

これから「地域おこし協力隊」になりたい方は、その辺のこと、よ~く考えてみて下さいね。貴重な貴方の時間、大切に。

私は田舎暮らし、合いましたね。仕事でのストレスはありましたけど、岩手での日々は私の宝物ですヽ(*゜∀゜*)ノ 

 

この記事では私の正直な思いを書きました。これから「地域おこし協力隊」になりたい人の参考になればうれしいです。